コーヒーに合うチョコレートのお菓子おすすめ5選!
コーヒーを飲む時のお供にチョコレートを食べる方も多いのではないでしょうか?
実はコーヒーとチョコレートは原料や製造方法に共通点があったり、成分も似ていて組み合わせて摂取すると味の相乗効果が起こるのです。
どうせならもっと美味しく楽しみたいですよね。
今回は、コーヒーと特に相性がいいチョコレートの種類と、おすすめのチョコレート菓子を5選ご紹介します!
コーヒーに合うチョコレートの特徴
皆んな大好きな甘くてコクのあるお菓子「チョコレート」は、大人な飲み物であるコーヒーとよく合います。
チョコレートにはMariage(マリアージュ)と言って、“組み合わせてお互いの味を引き立て合う食べ方”があります。
その一つに珈琲(コーヒー)があるのです。
コーヒーに合うチョコレートの種類とは?
チョコレートにもたくさんの種類がありますが、コーヒーと相性がいいものはどれでしょうか?
美味しく味わえる「チョコレートの種類」と「コーヒーの銘柄・入れ方・味」の組み合わせが5つあります。
「ミルクチョコレート」はコーヒー全般に合う
砂糖だけでなく「乳製品」が含まれたミルクチョコレート。
ミルクチョコレートを苦味のあるコーヒーと一緒に食べると、甘さとミルクのまろやかさが加わり美味しくなります。
「ビターチョコレート」と深煎りコーヒーは大人な味わいに
ブラックチョコレートは砂糖は入っていますがミルクチョコレートのように乳製品は入っておらず、カカオ分が多くて苦味があります。
*高カカオチョコレートより苦くない。
ほろ苦いコーヒーに、あえて苦味のあるブラックコーヒーを合わせて食べると、深いコクがあり大人な味わいがあります。
しっかりと苦味がある「深煎りコーヒー」や「エスプレッソ」には、甘みがありビターなチョコレートがマッチします。
また、ブラックコーヒーに砂糖やミルクを入れたカフェオレを組み合わせると、甘さと苦味が中和されてバランスがよくなり、飲みやすくなります。
「フルーツ系チョコレート」と酸味があるコーヒー
フルーツ系チョコレートとは、柑橘系の香りや酸味が
キリマンジャロやエチオピア産のコーヒーは酸味が強いのですが、意外に同じ酸味があるフルーツ系のチョコレートが合います。
他にも、フルーツ系のコーヒーには浅煎りコーヒーがさっぱりしたよい後味になります。
「ナッツ系チョコレート」と酸味のあるコーヒー
香ばしいナッツやシリアルが入ったチョコレートもコーヒーと相性がいいです。
コーヒー専用に作られたチョコレート
「カフェタッセ」というベルギーで誕生したコーヒー専用のチョコレートがあります。
美味しいチョコレートと美味しいコーヒーの相乗効果でうまれたのです。
コーヒーに合うチョコレート菓子おすすめ5選!
実際にどのチョコレートを購入したらいいのか?
具体的なチョコレートの商品名を5つ選びました。
①明治・ミルクチョコレート
板チョコの「明治ミルクチョコレート」は有名ですね。
定番ですが、ミルクチョコレートとコーヒーを組み合わせるとお手軽に美味しいティタイムになりますよ。
②ガーナ・ブラックチョコレート
板チョコで有名なチョコレート菓子です。
③フルーツチョコレート
フルーツ系のチョコレートと合わせると、コーヒーがスッキリした飲み心地になります。
フルーツには、いちご、オレンジ、レーズンなどのドライフルーツがいろいろ使われていて、お洒落なチョコレートがたくさん販売されています。
④アーモンドチョコレート
アーモンドチョコレートはいろんなメーカーで販売されています。お好きなアーモンドチョコレートを、ちょっと酸味のあるコーヒーと一緒に飲んでみてください。
⑤ベルギーチョコレート「カフェタッセ」
ベルギー生まれの本格派チョコレート「カフェタッセ」は、コーヒー専用のチョコレートです。
Café-tasse(カフェタッセ)という名前は、フランス語で”コーヒーカップ”を意味します。
コーヒーとのフェーリングの良さに追求してできたチョコレートなのです。
チョコレートとコーヒーが合う3つの理由
ほっと一息できる珈琲ブレイクタイムに、甘いチョコレートを一緒に食べる方も多いのではないでしょうか?
チョコレートとコーヒーはとても相性がいい組み合わせです。
それには何か理由があるのでしょうか?
■チョコレートとコーヒーが合う4つ理由
■共通点・似ている成分
■組み合わせると意外な効果効能がある
■どんな種類のチョコレートとコーヒーの組み合わせが美味しいのか
2つには意外な4つの共通点があったのです。
①コーヒー豆とカカオ豆の相性がよい
コーヒーとチョコレートは原料となる木や豆が違います。
コーヒーはコーヒーノキの種子である「コーヒー豆」から
チョコレートはカカオの木の種子である「カカオ豆」から
製造されています。
しかし、コーヒー豆とカカオ豆には共通点が多いことが相性の良さの理由です。
原産地の共通点
コーヒーとカカオはどちらも赤道付近の熱帯雨林で栽培されてます。
栽培地域は、コーヒーはコーヒーベルト、カカオはカカオベルトという一帯があり、ほぼ一緒の地域ですがカカオベルトの方が暑い気候です。
製造方法の共通点
コーヒーとチョコレートが完成するまでの製造工程は、途中まで共通しています。
- 木の実を収穫
- 種を取り出し発酵
- コーヒー豆とカカオ豆にする
- 焙煎
焙煎するまではほとんど同じ加工方法です。
②チョコレートとコーヒーの味は成分の影響
チョコレートもコーヒーもそれぞれは違う味なんですが、組み合わせると美味しいのはなぜなんでしょうか?
コーヒーとチョコレートは味を構成する成分にも共通点があるため、組み合わせたときの相性がよいのです。
苦味
コーヒーとカカオの含有成分には、どちらにも「カフェイン」や抗酸化物質の「ポリフェノール」があり、これが苦味の原因です。
コーヒーは焙煎したほろ苦さが特徴的ですが、チョコレートには砂糖が加えられているので、お供に食べるとコーヒーの苦さが中和されますよ。
酸味
コーヒー豆の成分にはキナ酸やクエン酸、カカオ豆には酢酸やシュウ酸などの「酸味成分」が含まれています。
特にコーヒーの方は酸味を強く感じますね。
チョコレートもフルーツ系で酸味があるものは意外に酸味が強いコーヒーと相性がよく、後味がさっぱりとしています。
コーヒーにチョコレートを合わせて飲むことによって、コーヒーの中にある香り成分が開いて酸味を感じにくくなります。
甘味
コーヒーもチョコレートも、種類や作り方によって甘いものや苦味が強いものがあります。
両方を相性良くとりたい場合には『片方を甘く、片方を苦目に』というシンプルな組み合わせを選びましょう。
コーヒーもカフェラテなどは甘いので、ビターチョコレートと合わせると味がピッタリですよ。
③チョコレートとコーヒーを合わせると健康効果アップ
どちらもカフェインやポリフェノールなど、最近健康面で注目されている成分を含んでいます。
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カフェイン量と効果効能
カフェインといえばコーヒーが有名ですが、チョコレートやココアにも少量のカフェインが含まれています。
- 覚醒作用
- 利尿作用
- 血流促進作用
- 運動能力の向上
ポリフェノール量と効果効能
コーヒーとチョコレートには老化防止に効果的な抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。
特にチョコレートのカカオポリフェノールは健康志向の方におすすめです。
- 抗酸化作用
- 心臓病のリスク軽減
- 脂肪の蓄積を抑える働き
- ストレス抑制
- 冷え性改善
コーヒーとチョコレートを同時に摂取することで、このような健康効果が合わさって期待できます。
高カカオチョコレートの注意点
カカオポリフェノールは、カカオが70%以上含まれるような高カカオチョコレートに多く含まれます。しかし、カカオを多く使用している分、普通のチョコレートと比べると脂質が多く、エネルギーも高いため、摂りすぎは肥満や体重増加につながってしまいます。厚生労働省・農林水産省による「食事バランスガイド」では、菓子・嗜好品の目安量は1日200 kcal程度とされています。カカオ70%以上のチョコレートの場合、30g(板チョコ半分程の大きさ)で約180kcalです。
*情報引用元:高カカオチョコレートは健康にいいの?
コーヒーにチョコレートを入れた飲み物
コーヒーの苦味にマッチした食べ物といえば、皆んなが大好きなチョコレートです!
コーヒーにチョコレートを入れ、溶かし飲む「チョココーヒー」ドリンクも心を癒やしてくれますよ。
まとめ・コーヒーにチョコレートを合わせて至福のひとときを!
一緒に食べるととても相性のよい両者には、産地や種子などの多くの共通点があります。
リラックスできる香り・味である点も一緒ですね。